宣安城を奪った桓騎軍ですが赤麗は李牧の毒によってほぼ無条件に奪われてしまいます。
宣安にいる桓騎軍の兵数はおよそ1万、対する李牧軍は30万以上の大軍です。
宣安に籠城するためには援軍が重要になってきますが、王翦は慎重な性格のため援軍は期待できず秦本国からの援軍は距離的に間に合わないでしょう。
桓騎がこの窮地でとった策はまさかの宣安を捨て東にある肥下を攻め落とすというものでした。
宣安に到着した李牧軍は宣安がもぬけの殻で、桓騎が肥下に向かったことを知り肥下に急行します。
果たして、桓騎は李牧軍が来る前に肥下を落とせるのか？
キングダム最新741話ネタバレ予想
キングダムの740話では桓騎軍が肥下の手前までたどり着くころに李牧は宣安を出発しました。
馬を無理に走らせてまで全速力で肥下に向かう李牧軍でしたが、肥下方面から火の手が上がっており李牧軍は絶望してしまいます。
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楽華軍はどこにいる
『キングダム』(C)原 泰久/集英社
肥下の手前まで来た桓騎軍でしたが、李信と河了貂の姿は見えましたが蒙恬を含む楽華軍の姿が見当たりませんでした。
桓騎たちより先に肥下城に到達したのかもしれませんが、河了貂が騒ぎ出す桓騎兵たちを諌めるシーンがあります。
もし先に楽華軍が到達しているのならその必要はないでしょうからこの線はないかなと考えています。
楽華軍は李牧軍の足止めのため山中に伏兵として展開していると考えられます。
趙軍は肥下に急行するあまり陣形もバラバラで兵も馬も疲労困憊状態です。
しかも、まとまっていどうしたわけではなくある程度バラバラに移動してきています。
今の李牧軍の虚を突くのは非常に簡単でしかも分散しているため各個撃破が可能となります。
散らばった桓騎軍はどこへ行ったのか
『キングダム』(C)原 泰久/集英社
桓騎軍が宣安にたどり着いた時の兵数は数百でした。赤麗のほうに逃げていったとしても開戦の時に状態から言えば少なすぎます。
そして桓騎軍の幹部たちの姿が数名確認できませんでした。ゼノウ・オギコ・砂鬼・朱摩などが確認できませんでした。
ゼノウ・オギコはケガでダウンしているのかもしれませんが。
砂鬼は宣安で桓騎からなにか命令されているようでしたので肥下に一足先に向かわせたのかもしれません。
朱摩は宣安の時もいなかったですしそもそも扈輒との戦い以降見ていないような気がします。
朱摩が桓騎軍の残党を集めて肥下を先立って攻撃しているかもしれません。
なぜ火の手が上がったのか？
『キングダム』(C)原 泰久/集英社
李牧軍から見て肥下方面から火の手が上がっています。
桓騎が肥下を陥落させて火を放ったのでしょうか？
それも考えられます。やはり桓騎軍の残党のほとんどがどこに行ったのか把握できない状態です。
桓騎は砂鬼に肥下を落とすように開戦前から準備させていました。肥下もまた開戦前に落とす準備をしていてもさほど不思議なことではありません。
もう一つ考えられるのは李牧軍を混乱させる目的です。
肥下方面から火の手が上がれば李牧軍は肥下が落ちたと思い驚愕します。
それからの行動は少しでも早く肥下にたどり着こうとするはずです。
するとどうなるか、隊列はバラバラ指揮系統もめちゃくちゃで軍としてほとんど機能しなくなります。
もしここで伏兵を置いておけば李牧軍の被害は甚大です。
ここで桓騎軍にとって大事なのは袁環や馬南慈などの将軍を討ち取れるかです。
将軍を失った軍はいくら大群でも機能しません。
桓騎はそれを狙っているのかもしれません。
キングダム最新741話ネタバレ
火の手を見て肥下に急行してきた趙軍ですが、先頭にいた袁環がたどり着いた時には肥下は攻撃された様子がありません。
それどころか桓騎軍の姿すら見えなかったのですから、困惑しています。
しかし、桓騎の術中に趙軍は完全にはめられていました。
桓騎の狙いははじめから肥下ではなく李牧一人だったのです。
懸命に肥下に走った趙軍の中、李牧の周りの兵も少なくそこを桓騎は狙い撃ちにします。
まずはゼノウが李牧軍におそいかかり、その後桓騎が先頭に立ち李牧の首を狙いに行きます。
イトウ カイヂ
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イトウ カイヂ
