虞美人と項羽の結末はどうなった?最後は四面楚歌のなか劉邦に降伏しろと言われるも拒否!

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かん戦争の英雄である項羽こうう劉邦りゅうほうは性格が対照的です。

一見豪胆ごうたんに見える項羽こううはあまり人を信じられず褒賞も惜しみましたが、劉邦りゅうほうは人を良く信用し褒賞も惜しみませんでした。

この2人は性格だけでなく女性関係も対照的です。

若い時から色を好んで多くの側室をもった劉邦りゅうほうに対して、項羽こううには記録に残っている限り一人の側室しかいません。

項羽こうう正室せいしつは記録に残っておらず、このたった一人の側室・虞美人ぐびじんだけ後世に語られました。

虞美人ぐびじんは記録が少ないながらも、戦場を常に駆け回る項羽こううに付き従い一身に寵愛ちょうあいを受けていたことが伝えられています。

虞美人とは

 

虞美人ぐびじんかん戦争で天下を争った項羽こううから寵愛ちょうあいを受けた女性です。

虞が姓で美人というのは女性の後宮の中での階級と考えていただければ間違いないと思います。

項羽こううの女性関係は虞美人ぐびじんしか記録されておらず、項羽こううほどの人物であれば少なくともあと数人はいたかもしれませんが記録には残っていません。

美人というのはそこまで高い位ではありませんが、項羽こううは常に虞美人ぐびじんを傍らに置くほど寵愛ちょうあいしていたようです。

垓下の戦いでピンチに陥る

 
項羽こうう劉邦りゅうほうと戦い常に勝ち続けてきましたが、倒しても倒しても劉邦りゅうほうには蕭何しょうかにより兵や兵糧ひょうりょうが補給されたため疲弊ひへいしていきました。

さらに劉邦りゅうほうと戦いの背後で国士無双といわれる韓信かんしんやゲリラ戦の達人・彭越ほうえつの働きもあり徐々に追い詰められていきます。

股夫という不名誉なあだ名をもつ韓信かんしんを侮った猛将もうしょう龍且りゅうしょは討ち死にし、九江王きゅうこうおう英布えいふや勇将・鍾離眜は劉邦りゅうほうに投稿してしまい絶体絶命のピンチが訪れてしまいます。

四面楚歌の中の別れ


垓下の戦いで敗戦した項羽こううは兵も少なく兵糧ひょうりょうも尽きかけていました。

すると項羽こううの陣の四方から故郷であるの唄が聞こえてきました。

項羽

なんとは既にかんの手に落ちているのか?大層人が多いようだ・・・

項羽こううの兵は長年戦場を渡り歩いてたため、故郷に帰ったものはほとんどいませんでした。

兵たちはの唄を聞いたことでホームシックにかかり、脱走してしまうものが多数出てしまいました。

項羽こううは敗北を感じ取り将兵しょうへいを集め最後の酒宴を開きます。

項羽こううはその中で歌を歌います。

「力は山を抜き,気は世を蓋う。時、利あらず、騅、逝かず。騅の逝かざるを奈何にす可き。虞や、虞や、若を奈何んせん!」

項羽

私は挙兵きょへいして以来、その力は山を抜き覇気で世を覆ってきた。しかし、天に恵まれず愛馬あいばの駿も疲れ果ててしまった。虞よ(虞美人ぐびじん)私はお前をどうしたらよい!!

数回歌うと虞美人ぐびじんも唱和し項羽こううの目からは涙があふれ出ていました。側近そっきんたちも涙を流し顔を上げることができずにいます。

ここまでが虞美人ぐびじん史記しきに登場するすべてです。この項羽こうう虞美人ぐびじんの悲劇の物語は京劇きょうげきの演目として長く愛されてきました。

劉邦への投降を拒否する

 
史実しじつではありませんが個人的に虞美人ぐびじんの好きなエピソードをお話しさせていただきます。

項羽こううは先ほどの歌をうたった後、虞美人ぐびじんにいいつけます。

項羽

劉邦りゅうほうは好色の男であるから、つかまっても殺されることはあるまい。降伏こうふくしてくれ。

すると虞美人ぐびじんは男装をして同行するといい項羽こううもまたこれを許可します。

項羽こううから剣を借りた虞美人ぐびじん

私はあなた様以外お慕いすることができません。私が足手まといであるなら生きていくことはできません。

虞美人

虞美人ぐびじんは自分のために項羽こううを死なせてはいけないと思い自殺してしまいます。

項羽こううはこの後わずか28騎の手勢で劉邦りゅうほうの包囲を突破し長江ちょうこうまでたどり着きました。

の国に戻ればまた兵をあげて劉邦りゅうほうに対抗することもできましたが、項羽こうう長江ちょうこうを渡ることとを拒否し愛馬あいばを捨て徒歩でかん軍に向かっていきました。

中華でも類を見ない豪傑ごうけつ項羽こううかん兵を数百人倒しますが、かん兵の中に昔なじみの呂馬童りょばどうを見つけると

項羽

劉邦りゅうほうはわしの首に千金と一万戸の邑をかけているそうだな、昔なじみのお前にその褒章ほうしょうを与えてやろう

と言って自ら首をはね絶命したといわれています。

項羽こううにとって虞美人ぐびじんの死がよほど答えて生きる希望をなくしたのかもしれません。

もし、項羽こううに逃げ延びれば戦乱の世はもう少し続いた可能性もあります。

京劇・覇王別姫における虞美人

  

覇王はおう別姫べっきは明代の小説を参考にした項羽こううが主人公じんこう京劇きょうげきです。

覇王はおう別姫べっきにおける虞美人ぐびじんは強い女性として書かれています。

項羽こううを諌めることもあり范増はんぞうをないがしろにしたときは諭すなど、項羽こううに唯一意見できる存在として描かれています。

当初は項羽こううの大立ち回りが見せ場でありましたが、徐々に虞美人ぐびじんの人気が項羽こううを上回り自害するシーンがもっとも観客に支持されていきます。

そのため、覇王はおう別姫べっきの主題が項羽こうう虞美人ぐびじんの悲劇の別れにすり替わり、今では悲恋の物語として定着するに至りました。

虞美人草の由来

ヒナゲシ、またの名を虞美人ぐびじん草と呼ばれます。

虞美人ぐびじん草の由来は、虞美人ぐびじんが自殺した際の遺体からヒナゲシの花が咲いた。

または虞美人ぐびじんの墓が建てられた翌夏赤くこの花が咲いたためといわれています。

 


 

 

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