【キングダム】項翼(こうよく)は史実でも実在する？項燕将軍の息子なのか？

キングダムの合従軍がっしょうぐん編で初登場した項翼こうよく。

項翼こうよくは楚その千人将として登場し将軍クラスとも張り合えるぐらいの武力を持っています。

項翼こうよくの武力を支えるのは妖刀・莫邪ばくやと冷静に戦況せんきょうを俯瞰ふかんできる同じく千人将の白麗はくれいでした。

性格はおちゃらけていていますが好戦的で将としての才能豊かな若武者です。

項翼とは？

項翼☺️ pic.twitter.com/ZtygaPOiVc
— ちゃり(´ω`)ダム垢 (@chari_dom191919) July 30, 2021

項翼こうよくは楚その千人将で相方・白麗はくれいとともに将軍・臨武君りんぶくんのもとで合従軍がっしょうぐんに参加していました。

合従軍がっしょうぐん編の楚そ軍は謄とう・蒙武もうぶの軍と相対しており、そこにはのちに秦しんを支える名将めいしょう・蒙恬もうてんもいました。

父・蒙武もうぶを守るために蒙恬もうてんはいつもの冷静さを失い項翼こうよくのもとへ突っ込んでいきました。

蒙恬もうてんは項翼こうよくと対峙たいじし切りかかられそうになりますが、焦っていてもそこはさすがの蒙恬もうてんで項翼こうよくの攻撃をうまく受け流すことに成功します。

しかし、蒙恬もうてんを追い詰めた項翼こうよくの強さも普通ではないのでしょう。

項翼の強さ

キングダム模写
臨武君、白麗、項翼
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— 白麗 (@hakuray7) February 2, 2023

項翼こうよくは千人将としては突出した強さを持っています。

蒙恬もうてんを追い詰めたのが何よりの証拠です。

しかし、楚そ軍の大将だった臨武君りんぶくんや汗明かんめいのような圧倒的な強さはまだありません。

将としての才はありますがまだ成長途中という感じで、数年後に行われる楚そ攻略戦のときにどのような敵として登場するのか楽しみです。

それに項翼こうよくという名前からわかりますが姓が”項”です。

この”項”という名字からある楚その将軍と血縁関係がうかがえます。

その将軍とは項燕こうえん将軍でその大将軍、秦しんの侵攻しんこうを一度はねのけた名将めいしょうとして知られています。

年齢から考えるに項燕こうえん将軍の子供であることが予想でき、今後秦しんの強敵として登場してくるものと思われます。

莫邪刀とは

項翼こうよくの武器にも大きな特徴があり、それは莫邪ばくや刀といわれるもので伝説上の剣とされます。

キングダムでは莫邪ばくや刀に切られた傷は治ることがないとされていました。

元々、莫邪ばくや刀は干将かんしょう・莫邪ばくやという刀鍛冶の夫婦が作った二振りの剣のうちの一つに名づけられています。

莫邪ばくや刀が作られたのは春秋時代の呉ご越えつの地、キングダムの時代でいうところ楚その東方の場所になります。

ちなみにキングダムの時代の剣はそのほとんどが青銅でもし莫邪ばくや刀が実在するのならば青銅製である可能性が高いといえます。

史実での項翼

いつかの項翼。 pic.twitter.com/vgWyI3mHaT
— shi (@shipipipi_pi) May 6, 2020

項翼こうよくは史実しじつに登場する歴史上の人物ではありません。

しかし、その姓である”項”から楚その大将軍項燕こうえん将軍と血縁関係にあるものと思われます。

さらに始皇帝しこうていの死後、秦しんを倒した西楚その覇王はおうこと項羽こううとも関係があると考えられます。

そう考えられるのは名です。項燕こうえん・項翼こうよく・項羽こううですがの名前はすべて鳥であるつばめ(燕)に関係する名前となっているのにお気づきかと思います。

しかもつばめ→翼→羽と順番に小さくなっているのもポイントです。

項翼こうよくはキングダムオリジナルの武将ですが、実父の正体が不明の項羽こううの父として登場したと思われます。

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