【キングダム】昌文君(しょうぶんくん)徹底解説!！死亡までと昌平君・王騎との関係性

キングダム　昌文君(しょうぶんくん)　基本情報

嬴政えいせいが趙から秦しんに移った時に国境まで迎えに来て以来の最古参の臣下。

この時は武官であったが、嬴政えいせいを守るために文官に転身している。

嬴政えいせいの祖父は3日、父は3年で崩御ほうぎょしてしまったため若年で王となってしまい王宮中が敵だらけのなか昌文君しょうぶんくんだけが嬴政えいせいを支えていました。

嬴政えいせいにとっては実の父親以上の時を過ごしており、昌文君しょうぶんくんもなかば親のように愛情を向けている。

キングダム　昌文君(しょうぶんくん)　史実でも実在

昌文君しょうぶんくんが史実しじつで登場するのはキングダムのように、嬴政えいせいの即位前からの側近そっきんとしてでは嫪毐ろうあいの乱のときです。

嬴政えいせいの実母・太后たいこうと呂不韋りょふいがニセの宦官かんがんとして送り込んだ嫪毐ろうあいが起こした反乱で、

昌文君しょうぶんくんは昌平君しょうへいくんとともに嫪毐ろうあいの乱を鎮圧ちんあつしたとされています。

この時の功績によって昌文君しょうぶんくんは丞相じょうしょうに就任。

嫪毐ろうあいと関係があった呂不韋りょふいは相国しょうこくを解任されてしまいます。

しかし、歴史上確かなことはこれだけであとはよくわかっていません。

いつのまにか丞相じょうしょうを解任されたのか、死亡して丞相じょうしょうの座が開いたのか不明です。

ちなみにこれは不確かなことですが、兄で楚その太子・完が秦しんの人質ひとじちだった時に無断で秦しんを脱出した際に

太子・完の代わりに昌文君しょうぶんくんが人質ひとじちに送られたとの話もあります。

キングダム　昌文君(しょうぶんくん)の活躍

キングダム　昌文君(しょうぶんくん)　嬴政暗殺計画を阻止

昌文君しょうぶんくんのキングダム初めての活躍は1巻から行われた王宮奪還編です。

王宮奪還編は嬴政えいせいの弟・成蟜せいきょうが丞相じょうしょうの竭氏と共謀して起こした反乱です。

もう一人の丞相じょうしょうの呂不韋りょふいはこの時戦場に出かけており、竭氏としてはことを起こす絶好の機会でした。

昌文君しょうぶんくんは竭氏の反乱を察知して嬴政えいせいの替え玉に、信の義兄弟・漂を準備して闇夜に紛れて屋敷を脱出しようとします。

竭氏陣営はこの昌文君しょうぶんくんの動きを感知できずに、このまま逃げられると思った刹那せつな。

とんでもない人物が登場します。

キングダム　昌文君(しょうぶんくん)　王騎によって死亡？

暗殺あんさつを企てる竭氏陣営の裏をかき、上手く逃げられると思った昌文君しょうぶんくんの前になんと伝説の王騎おうき将軍が立ちはだかります。

竭氏いわく、王騎おうき将軍は嬴政えいせい・昌文君しょうぶんくんの命の代わりに昌文君しょうぶんくんの領地をそっくりそのままいただくこと協力したそうです。

いくら武人出身の昌文君しょうぶんくんといえど伝説の王騎おうき将軍が相手では勝負になりません。

昌文君しょうぶんくんは首を切られ竭氏に献上され、替え玉だった漂も討たれてしまいました。

しかしこれは王騎おうき将軍の巧妙な策略さくりゃくで、昌文君しょうぶんくんの首は偽物だったのです。

わざと偽物の首をひどく損傷させ分かりにくくさせており、これを一時信じた竭氏は一時的に捜索の手を緩めることになります。

もし、王騎おうき将軍がニセの首を差し出さなかったら、昌文君しょうぶんくんが竭氏の動きを察知して嬴政えいせいの替え玉を用意しなかったら

キングダムの話はもっと別の展開になっていたと思われます。

キングダム　昌文君(しょうぶんくん)　昌平君との関係

キングダムでの昌文君しょうぶんくんと昌平君しょうへいくんはともに丞相じょうしょうの関係で、戦略を練る際によく同席しています。

キングダムではそれぐらいであまり関係性が深いとは思えませんが、

史実しじつで有力なのが昌平君しょうへいくんは昌文君しょうぶんくんの甥、つまり親戚関係であるとされています。

しかもただの親戚ではなく、両者は楚その王族であるとされてきました。

秦しんの丞相じょうしょうが二人とも楚その王族という何ともおかしな状況です。

一説では昌文君しょうぶんくんは昌平君しょうへいくんの兄だとか、従者だったとか言われていますが、

さすがに従者から丞相じょうしょうまで成り上がるのはかなり無理があると思うので従者説は個人的に否定したいと思います。

キングダム　昌文君(しょうぶんくん)　王騎将軍との関係

昌文君しょうぶんくんはもともと武官出身です。戦場で王騎おうきとの面識もありました。

時代は嬴政えいせいの曽祖父の時代で昭王しょうおう(昭襄王しょうじょうおう)が当時の主君です。

昌文君しょうぶんくん・王騎おうきはほとんど同じ時期に軍に入りましたが、昌文君しょうぶんくんのほうが少し先輩であったようです。

しかし、王騎おうきの軍才はずば抜けておりすぐに昌文君しょうぶんくんの階級を飛び越えつしてしまったとか。

後に両者はともに将軍となり戦で共闘することもあったそうです。

ある時は摎きょうを総大将にして王騎おうき・昌文君しょうぶんくんが副将ふくしょうを務めるようになったこともあります。

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