キングダムの合従軍編で登場した秦の国門こと”函谷関”
合従軍は大型の井蘭車を投入したり毒を使ったり様々な手段を講じましたが、函谷関を正面突破することはできませんでした。
媧燐は側面から裏を取ろうとしたり李牧はそもそも函谷関を通らずに横道から咸陽を狙っていました。
秦と斉以外の5ヶ国が総力を集結しても落とせなかった函谷関は要害として知られています。
目次
函谷関(かんこくかん)の概要
函谷関は中国の中心地である中原と東方の境界線に存在します。
古代中国の2大中心地である洛陽・長安を結ぶ道にある大きな関所です。
函谷関は二つある
一口に函谷関といっても実は函谷関は二つあります。
一つは秦が建造した函谷関で旧関でキングダムで出てくる函谷関はこの旧関のこととなります。
もう一つが秦の後の王朝である漢の武帝が造ったもので新関と呼ばれています。
ちなみにあと二つ函谷関と呼ばれる場所があるのですが、また機会があれば紹介します。
函谷関の場所と地図
秦が造った函谷関(旧関)は現在の河南省三門峡市霊宝市函谷関鎮王垛村というところにあります。
現在、函谷関自体は残っていませんが、東門の楼閣は復元されています。
漢が造った函谷関(新関)は、現在の河南省洛陽市新安県城関鎮というところです。
こちらは近代まで残っていたのですが、毛沢東の政策で建設用の煉瓦のために解体されたという悲しい歴史があります。
函谷関の高さや横幅
函谷関の高さと調べると66メートルと出てきますが、これは半分正解で半分間違いです。
これは漢が造ったほうの函谷関いわゆる新関のことで、キングダムで出てくる秦が造った旧関のことではありません。
この旧関は楚漢戦争時に項羽が破壊したという話があり、現在まで高さの記録が残っていません。
函谷関の戦い
函谷関は東西を結ぶ交通路の要衝にあることから多くの戦闘にさらされてきました。
元々、函谷関は東方からの侵入を防ぐために作られたものでした。
函谷関はその役目を全うし、合従軍の攻撃を防いできました。
函谷関の戦い、秦・キングダム
キングダム本編でも登場した合従軍編ですが、これは史実として起こった戦いです。
ただし、李牧は参戦しておらず細かいところはオリジナル要素が入っていますが大筋の流れとしてはその通りです。
この函谷関の戦いは楚・魏・趙・韓・燕の5ヶ国連合と秦との戦いで、秦の総司令は当時最大の権力者である呂不韋。
一方、合従軍側も楚の宰相であり名声高い春申君でした。
さて、この函谷関の戦いはキングダムでは壮絶な戦いが描かれていましたが、歴史書である史記での記述はめちゃくちゃ少ないです。
始皇帝・嬴政の事績を追った秦始皇本紀では、合従軍が秦を攻撃して寿陵を攻めたが、秦が出兵すると兵を退けたとしか書いて無く具体的な戦力は書かれていません。
イトウ カイヂ
函谷関の戦い・楚漢戦争
始皇帝が死をきっかけに中華は再び戦乱の世が訪れます。
秦の法の厳しさに全国各地から反乱が勃発します。
この時代の主役は、漢王朝の初代皇帝・劉邦と西楚の覇王・項羽です。
まずは劉邦が函谷関を攻めますがこの時の秦はほとんど余力がなく、あまり抵抗なく突破できたそうです。
その後、函谷関は劉邦軍が防衛しこれを項羽が攻めますが、この項羽中国の長い歴史の中でも最強と呼ぶ声が多い猛将です。
劉邦に先に突破された項羽は怒り狂いあっという間に函谷関を落とします。
戦国時代に幾度も合従軍から秦を守った函谷関の姿はもうありませんでした。
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イトウ カイヂ