キングダムの最序盤から登場していた壁。
最初はザ・脇役みたいな立ち位置でしたが、信よりも先に将軍になったりと順調に昇進しています。
もともと名家出身という設定に加え嬴政を助けたため出世したのでしょう。
壁は実は史実にも登場しており、最初の予定では史実と同じ場所で死ぬ予定でした。
しかし、ある理由により壁は死亡を回避していたのでした。
壁は死亡するのが決まっていた
嬴政の異母弟・成蟜はキングダムの最序盤で嬴政に対してクーデターを起こしました。
嬴政は山の民の王・楊端和の力を借りることができ王座を奪還に成功します。
その後は心を入れ替えて嬴政のためにうごく成蟜でしたが、呂不韋の罠にかかり不本意ながら再び嬴政に対して反乱を起こすことになります。
この反乱軍を鎮圧するためにつかわされたのが壁でした。
解釈の違いで生き残る
嬴政はすぐさま3万の軍を壁に与え総大将として屯留に向かいます。
実はこの屯留の戦いで壁は死亡する予定でした。
歴史書・史記ではこの屯留の戦いで
將軍壁死
という一文が書かれています。
このため作者の原先生は壁は屯留で死ぬと解釈したそうです。
しかし、解釈の違いによっては将軍が壁死とも取れます。
壁死とは城壁の中で死ぬという意味でここで死んだのは成蟜という意味になります。
全体の原文も載せますね。
八年,王弟長安君成蟜將軍擊趙,反,死屯留,軍吏皆斬死,遷其民於臨洮。將軍壁死,卒屯留、蒲鶮反,戮其屍。河魚大上,輕車重馬東就食。
ここで出てくる将軍というのは長安君成蟜将軍と書かれていますので、死んだのは成蟜だと解釈されます。
そのため史実では壁という人物自体存在しないことになります。
原先生は壁は屯留で死ぬつもりで登場させたそうですが、成蟜が壁死したという解釈のほうに乗り換え壁将軍は生き延びました。
イトウ カイヂ
赤麗で壁軍は壊滅状態に
その中には壁軍に交じって桓騎軍の残党もいましたが桓騎が討ち死にしたと思っており士気は限りなく下がっていました。
そこで壁は軍全体に檄を飛ばします。
『キングダム』(C)原 泰久/集英社
この激によって復活したかと思われる壁軍でしたが、なんと最期のコマには朝にはほぼ全滅すると書かれていました。
史記では赤麗が落ちたのは書かれていません。しかし、宣安で秦軍が敗れたとの記述があることから宣安に近い赤麗も落ちた可能性が高いです。
壁は生き残ることができるか?
壁将軍は最初実在する将軍として書かれていましたが、原先生の方針転換に伴ってキングダムのオリジナルキャラとなりました。
そのため壁の死亡タイミングは今のところわかりません。
しかし、本誌でははっきりとほぼ全滅と書かれています。
さて、このほぼ全滅の中で壁は生き残ったかというと個人的な考えですが壁は生き残ったと思います。
なぜならほぼ全滅と書かれているのでこの中に壁は入らないと考えています。
壁は桓騎軍か王翦軍の元へ逃げ延びたと考えられます。
イトウ カイヂ
キングダムの最新刊・最新話を無料で読む方法
以上、キングダムに関する記事でした。
今回の記事を読んで、
U-NEXTは
2.ポイントで漫画・雑誌が1冊見れる!
3.多くの漫画や雑誌が配信されている
4.アニメ・ドラマ・映画が9万本無料!
5.アダルトも1万本以上見れる!
登録自体も簡単で、解約もすぐできるのでこの機会にキングダムの最新刊・最新話を読んでみてくださいね。
もし解約方法がわからず不安という方は以下の記事をご覧ください。

イトウ カイヂ