【キングダム】洛亜完将軍(らくあかん)の史実とヨコヨコの実力は？韓の滅亡は止められない！

キングダムで韓かんの将軍といえば合従軍がっしょうぐん編で登場した成恢せいかいが一番有名でしょう。

しかし、成恢せいかいは秦しんの張塘に毒を食らわせ瀕死に追い込むも桓騎かんきの奇策で逆に張塘に切り捨てられてしまいました。

成恢せいかい亡き後、しばらく韓かんの将軍は登場しませんでしたがようやく登場したのが洛亜完らくあかん将軍でした。

今回は洛亜完らくあかん将軍とその副官であるヨコヨコに焦点をあててみたいと思います。

洛亜完将軍とは

キングダム。気が早いですが、番吾の戦いの後は、韓を騰が奪取すべく出陣。ついに、洛亜完とヨコヨコの活躍が見れるかもしれません。連載がそこに至るには、半年から1年は掛かるかも😅#キングダム pic.twitter.com/MTF6mzAPRb

— キングダム楚水 (@sosuifuku) April 11, 2023

六代将軍である謄とうが使節団として韓かんを訪れた時に洛亜完らくあかんは登場しました。

登場場面としては多くないものの、韓かんの背を支えているのは趙ちょうのみのため楚そを味方につけるべきと韓かん王に進言していました。

現状、韓かんと隣国の魏ぎは秦しんと同盟どうめいを結んでいるため地盤を固めるには、秦しんと敵対する楚そと同盟どうめいするのが最上と考えたのでしょう。

その判断自体は正しいと思います。

ただし、楚そも油断ならない国ですので気を付けなければなりませんし、魏ぎと同盟どうめいを解決するのが最優先にも思えます。

副官・ヨコヨコとは

洛亜完らくあかんの部下で一人異様な人物がいました。

それは副官のヨコヨコで大きな頭巾ずきんのようなもので顔を隠し体格の大きな人物でした。

漢字の名前でないだけに中華の人物ではなく異民族いみんぞく出身であろうことが予想できます。

一見、山の民と同じように見えますが、鎧を着こんでいることから別の異民族いみんぞくであるように思えます。

史実での洛亜完

久々に韓かんの将軍として登場した洛亜完らくあかんですが、彼は史実しじつに登場しないキングダムのオリジナルキャラクターです。

ちなみに史書には韓かんの将軍は一人も登場しなく成恢せいかいもまたオリジナルキャラクターでした。

韓かんの将軍が史実しじつでだれも登場しないために作られたキャラクターですが、切れ者のような雰囲気を漂わせた洛亜完らくあかんに秦しん軍は少なからず苦戦することになるでしょう。

韓の滅亡

戦国七雄のなかでも最弱国だった韓かんですが、一番最初に滅亡する国でもあります。

もともと何度も秦しんの攻撃を受け領土を失ってきた韓かんですが、そのたび人質ひとじちや金品を送って滅亡を逃れてきました。

しかし、天下統一を目指す秦しんはついに韓かんを併合することを決めます。

秦しん軍は謄とう(内史・謄とう)を将軍に10万の兵をもって韓かんを攻め込みその年のうちに韓かんを滅亡させました。

その時の国王で会った韓かん王安は人質ひとじちとなり、韓かんの地は秦しんに併合されることとなりました。

ちなみに韓かん王安は数年後に韓かんのもと貴族がおこした反乱の責任を取る形で処刑されます。

秦しんとしては元・国王という厄介な立ち位置の韓かん王安を殺す口実が出来て喜んだのかもしれません。

韓非子を人質に送る

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キングダムでも一番影が薄い国の韓かんですが、歴史上重要な人物がいます。

それは韓かん非子ぴしの著者こと韓かん非です。

韓かん非は韓かんの公子(王族)でしたが人質ひとじちとして秦しんに行き秦しん王・嬴政えいせいと謁見することとなります。

元々、韓かん非を高く評価していた嬴政えいせいは韓かん非を歓迎しました。

しかし、韓かん非の才能に嫉妬した李斯によって投獄され毒薬を渡され死んでしまいます。

不運な死を遂げた韓かん非でしたが、韓かん非の残した法家の教えは秦しんの天下統一後に大いに活かされ現代でも多くの人に学ばれています。

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