キングダムの謄は独特な風貌で描かれています。
王騎の陰に隠れていましたが、色素の薄いざんばら髪とカーブがかかったヒゲなど異人のような風貌をしていました。
それに加えめちゃくちゃ強い!
蒙武や龐煖のように見るからに強そうな見た目とは違い、飄々としたたたずまいなのに剣を握って敵を目にした瞬間、敵を文字通りなぎ倒しながら前進していく様は圧巻です。
そして謄は史実でも登場した武将です。
キングダムとは少しイメージが違う史実の謄を紹介します。
目次
キングダムの謄の登場
その時は王騎将軍の副官として登場しました。
最初は強さなどみじんも見せずコミカルなキャラクターとして登場しています。
謄の圧倒的な強さ
謄が対峙したのは楚軍の大将臨武君で巨漢の大男でした。
対戦前は普通サイズの謄が臨武君に勝てるはずがないと思っていましたが、始まってみると謄が臨武君を圧倒します。
謄の意外な強さに圧倒される臨武君は謄の剣術の前でなすすべなく討ち取られてしまいました。
王騎との関連性は
謄は秦の怪鳥・王騎将軍の副官で常に王騎将軍の横に立ち続け、固い信頼関係で結ばれていました。
王騎は常に謄に指示を出し続け、謄もまた王騎の命に忠実に働きます。
王騎と謄の絆が色濃く出たのは、不幸にも王騎VS龐煖の場面でした。
弓兵に邪魔された王騎は龐煖に討たれてしまいます。
勝負がつき龐煖が最後の一撃をはなとうとした瞬間、謄がそうはさせじと龐煖の攻撃を受け止めました。
初めて謄の表情から怒りが見えた瞬間です。
その後王騎と最後の会話をしますが、冷静な表情とは裏腹に固く握りしめた拳からは血が滴っていました。
あまり作中では語られることがなかった、王騎と謄ですが戦に出ていない間も常にそばに居続け王騎を支え続けた自負が謄は誇りにしています。
史実で登場する謄の活躍
史記に書かれているのは「内史謄」という名前で書かれていました。
内史というのは苗字ではなく役職名になります。
内史の役目は首都と近郊の県の統治官です。
当時の中国は郡県制という統治法で複数の県をまとめて郡としていました。
現在の日本でいうと県が町とか市に相当します。
謄はここの統治官なので文官よりの役職になります。
しかし、完全な文官ということもなく反乱がおきた際には武力行使もしていたはずです。
謄の史実での活躍・韓攻略
史記によりますと謄は秦軍10万を率いて韓に攻め入り、韓王を捕虜にしたとされています。
これにより韓は滅亡し秦の領土となりました。
このときの韓は戦国七雄最弱国でなかば秦の属国のような扱いを受けていました。
秦に贈り物をして独立を許されているようなもので、まさしく消化試合に等しかったわけです。
謄の最期は死亡?
三国志を知っている方はわかるかと思いますが、荊州の南郡です。劉表が統治していたところですね。
三国志を知らない方は長江の南側と思えばイメージがつくかと思います。
南郡は楚との国境付近でしたので攻略の準備として駐留したと思われます。
秦の天下統一後にようやく内史に任命されここから謄は歴史から名前を消します。
中華は一時的に平穏が訪れていて次の戦争が起こるのは20年後なので、ここで謄は天寿を全うしたと思われます。
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イトウ カイヂ
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