キングダムと三国志の時代はどっちが古い？子孫たちは何をしている？

原先生の大人気漫画「キングダム」、そしてマンガ・ゲームに昔から登場してきている「三国志」

この二つはどちらも中国の歴史が題材になっています。

よーーく見てみるとキャラの名前が似ていたり、土地の名称が同じだったりとしています。

キングダムと三国志はどっちが先？

一方、三国志の時代は後漢ごかん末期から晋しん王朝創設までのこととなります。

どちらの時代も日本人にとってなじみ深い時代で、キングダムの象徴が始皇帝しこうていで、三国志時代は曹操そうそう・劉備りゅうび・諸葛孔明しょかつこうめいなどが活躍した時代です。

年代から言うとキングダムのほうが古く、西暦でいうと紀元前220年ごろの話です。

三国志は200年ごろの話ですから、キングダムの時代と三国志では400年近く開きがあります。

この400年の間に劉邦によって漢(前漢)が建国されたり、光武帝・劉秀によって漢(後漢)が再興されています。
 

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キングダムから三国志まで

この漢かん王朝は劉邦りゅうほうが建国して後いったん滅びています。その後光武帝こうぶてい・劉秀りゅうしゅうが漢かんを復興しています。

この劉邦りゅうほうが初めに作った漢かんを前漢かん、劉秀りゅうしゅうが再興した漢かんを後漢かんごかんと呼びます。

三国時代はこの後漢ごかんキングダムのキャラの子孫は三国志でもいる？

それではキングダムのキャラの子孫は三国志でも登場するのでしょうか？

日本でも織田信長の子孫や徳川家康の子孫が現代でいますので、400年後の三国志
でも子孫がいると思います。

キングダムのキャラの子孫で三国志に登場するのは、王允という人物です。

王允は王翦おうせん・王賁おうほんの子孫にあたりとても正義感の強い人物です。

そして王允は太原王氏という名門出身でかなり血筋が良かったされています。

王允を知らない人に説明すると、呂布りょふをそそのかして董卓とうたくを討たせた黒幕であり貂蝉ちょうせんの養父という立場です。

➤王翦の完全解説

➤王賁の完全解説

キングダムと三国志はどっちが面白い？

古くは吉川英治の「三国志演義」、横山光輝の「三国志」に代表されるように小説・マンガ、最近ではゲームも多数出ており日本史の戦国時代や幕末と同じく多くのファンを獲得しています。

一方、始皇帝しこうていの時代は知名度こそ三国志に負けないながらも、物語の面白さとしては長年メディアで熟成された三国志には劣っている印象ですね。

横山光輝先生も三国志と同じく「史記しき」で始皇帝しこうていをマンガにしていますが、ボリューム感が全然違い始皇帝しこうていの話はあまり多くないんです。
始皇帝しこうていが出てくるのはほとんど、天下統一後の話ですからね。

それに史記しきでは漢かん王朝の前の内乱・楚そ漢かん戦争の話が面白すぎて、始皇帝しこうていの印象があまりないのも影響しています。

そういった状況で長年、始皇帝しこうていの時代より三国志の時代が日本では人気だったわけです。

しかし、最近これが変わってきています。

理由は言うまでもなくマンガ・キングダムの影響です。

よくここまで面白く書けたなっていうぐらいこのマンガは面白いですね。

だって始皇帝しこうていの時代ってほとんど消化試合といわれているぐらい、秦しん一強の時代です。

もちろん、趙ちょうの李牧りぼくとか楚その項燕こうえんとか面白くなる要素はあったんですけどキングダムの面白さってそこじゃないですよね。

王騎おうきとか麃公ひょうこうとか廉頗れんぱとかキャラがすごくいいんですよね。
こんなワクワクというか胸が熱くなるマンガ、今まであったかなというぐらい面白いと思います。

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