目次
秦の登場人物
王
嬴政(えいせい)・始皇帝
父・子楚と呂不韋の元愛人・美姫の間に生まれたが、幼少期を趙で過ごしていたため敵国の王族であった嬴政は迫害される。
父の死後、王に即位するも腹違いの弟・成蟜の反乱や呂不韋から暗殺者を送られる日々を過ごした。
加冠の儀の最中に起きた毐国の反乱によって呂不韋は失脚し、ついに嬴政は実権を握るに至った。
王族
成蟜(せいきょう)
嬴政の異母弟。
竭氏と企んで王位を簒奪しようとするも失敗し幽閉される。
嬴政と和解し屯留防衛のため出陣するも呂不韋の罠にはまり死亡。
後宮
秦の文官
呂不韋(りょふい)
趙で人質となっていた嬴政の父・子楚を財産と人脈を使って太子にさせた功績によって丞相となる。
そのため絶大な権力を持ち子楚の死後もそれは変わらず嬴政を苦しめた。
嫪毐の反乱に乗じて王位を簒奪しようと企むも、昌平君の裏切りもあり失敗し相国を解任させられた。
【キングダム】呂不韋の最後の死因はなに?政の父親なのは史実か?
昌文君(しょうぶんくん)
嬴政が秦に来た当初から仕えた最古参。
武官出身だったが、嬴政を守るため文官に転身。
呂不韋・竭氏両名の圧力に挟まれる嬴政を助ける。
蕞攻防戦では久しぶりに戦場に立ち矛を振るうも、陥落してしまう。
昌平君(しょうへいくん)
元・呂不韋陣営だったが、蕞攻防戦を契機に嬴政に近づき始める。
呂不韋とは加冠の儀を最後に完全に決別する。
文武に優れた秦の最高司令官で軍略を一手に担う。
六大将軍一の頭脳派・胡傷から学んだ軍略は、軍師学校を介して河了貂に受け継がれた。
【キングダム】昌平君を徹底解説!昌文君とは血縁関係?史実では裏切ってラスボスになる?
介億(かいおく)
昌平君配下で自身も優秀な参謀。
昌平君の軍師学校で講師を務めており、河了貂や蒙毅の師匠にあたる。
合従軍の蕞の攻防戦において援軍として登場した。北壁の防衛を担当し趙軍を跳ね返し続けた。
知力だけでなく武力もあり、毐国の反乱では矛を握って前線で戦った。
秦の六大将軍(旧)
王騎(おうき)
別名「秦の怪鳥」
嬴政の曽祖父・昭王の時代に活躍し数々の武功を積み重ねる。
同じく六将の摎と結婚の約束をしていたが龐煖によって摎は討たれてしまう。
馬陽の戦いで龐煖を討ち敵をとろうとするも、背後から矢を撃たれた隙に龐煖に致命傷を与えられてしまう。
摎(きょう)
六大将軍の中で唯一の女性であるが、戦場では兜で素顔を隠していた。
素性を知るものは少なく、その正体は昭王の実の娘。
生まれてすぐに王騎のもとに送られ武人として成長する。
幼いころ、王騎と「城を百個落としたら結婚する」という約束を果たすため戦場を駆け巡るも、
百個目の馬陽で龐煖によって命を落とす。
キングダム|摎(きょう)は史実で実在していた!天下統一後にも生きていた!
白起(はくき)
六大将軍の中でも最強と呼ばれ、趙・韓・魏・楚などの戦いで多くの城を落とした。
趙との戦いだった長平の戦いでは、40万の兵を生き埋めにして、
秦に対する怨念を植え付け、万極など復讐鬼を生み出した。
【キングダム】白起将軍(はくき)が史実でも最強な理由!なぜ長平の戦いで生き埋めにした?
秦の六大将軍(新)
王翦(おうせん)
王賁の父で王騎とは親戚関係にある。
才能は王騎たち旧・六将級とされていたが、忠誠心を疑われており蒙驁の副将に甘んじていた。
合従軍編ではオルドを翻弄して函谷関の危機を救った。
趙の要衝・鄴の攻略戦では桓騎・楊端和を率いて鄴を攻略する。
史実では秦の天下統一でもっとも功績があった将軍。
【キングダム】王翦の史実と死亡まで徹底解説!最後は秦や嬴政を裏切るのか?
桓騎(かんき)
元夜盗出身という異色の経歴で、人呼んで”首切り桓騎”
性格は残忍で味方からも恐れられる存在。
桓騎軍配下も同様に夜盗出身で略奪を好みおよそ正規軍とは思えない存在で他国からも非常に恐れられている。
夜盗退治にきた蒙驁将軍の説得により蒙驁軍配下の副将となる。
山陽の戦いで廉頗四天王の玄峰、総大将の白亀西を打ち取り勝利をもたらした。
その後も、函谷関の戦い・黒羊丘の戦い・鄴攻略戦において功績を挙げ六大将軍に選ばれた。
謄(とう)
元王騎軍の副官で謄が率いる騎馬隊は王騎軍の中でも最強と呼ばれていました。
ろくでもない冗談を言って録嗚未をからかうこともよく見られます。
王騎亡き後は全軍をゆだねられ、合従軍の楚軍・臨武君との一騎打ちでは圧倒的な強さを見せつけ勝利した。
楊端和(ようたんわ)
数百年の間争いを続けていた山界をたった数年でまとめ上げた山界の死王。
幼いころより平地の世界に興味を抱き、機会をうかがっていたところ、
嬴政の提案により同盟を結ぶ。
成蟜に奪われた玉座を奪還し、合従軍の戦いでも蕞をピンチに駆けつけた。
ロゾによる恐怖政治から犬戎を解放し趙軍を撤退させることにも成功する。
蒙武(もうぶ)
秦ナンバーワンの怪力無双。
昌平君と幼馴染で、登場当初は力押しの戦いばかりを行っていた。
合従軍の楚将・汗明を倒し、撤退する合従軍を追撃した功績で大将軍に任命された。
秦の将軍
李信(りしん)
幼いころから漂との目標である大将軍を目指す飛信隊の隊長。
漂から剣、王騎から矛、麃公から楯をそれぞれ託され本能型の将軍として目覚めつつある。
嬴政の身代わりになった漂が残した地図により運命的な出会いを果たし、秦国内外の争いに巻き込まれていく。
王騎により”飛信隊“の名前を授けられ以降部隊の名前は変わっていない。
朱海平原の戦いで、王騎・麃公の仇である龐煖をついに討ち取った。
麃公(ひょうこう)
李牧いわく本能型の極みの将軍。
戦場を駆け巡ることを生きがいとしており、昭王による王都への召喚にも応じなかった。
合従軍の李牧の別動隊の動きを看破し眼前に迫るも龐煖によって敗れてしまう。
信へ最後の言葉「火を絶やす出ないぞォ」と楯を遺した。
王賁(おうほん)
王翦の実子で槍術の達人。玉鳳軍を束ねる。
幼少より磨き上げた槍に絶対の自信を持つ。
最強の槍使い・魏火龍の紫伯と一騎打ちで勝利する。
同世代の信・蒙恬と競いあげ武功を着実に上げていく。
彩華という許嫁と結婚して子供がいる。
蒙驁(もうごう)
ひと月で11の城を落としたこともある攻城戦の名手で白老と呼ばれる。
将としては凡庸とみられがちだが、桓騎や王翦の実力を見抜いた人を見る目には定評がある。
生まれは斉で将軍を目指すため秦国に訪れた。
山陽の戦いで廉頗と一騎打ちをした際に左腕をなくし引退を決意するも、
合従軍の戦いで秦軍の総大将として函谷関を守り抜き最後は静かに息を引き取った。
張唐(ちょうとう)
合従軍との戦いで函谷関を守るが、韓の成恢によって毒を浴びせられる。
函谷関の守備を蒙驁に任せ、自身は桓騎とともに函谷関を降り成恢を意地で討ち取る。
秦の未来を桓騎に託し息を引き取った。
蒙恬(もうてん)
祖父・蒙驁、父・蒙武を持ちもっとも軍才に明るいといわれ、昌平君からも認められている。
飄々としていてつかみどころのない性格をしているが、廉頗四天王の輪虎を討つ作戦を立てた際には自らおとり役を担った。
朱海平原の戦いで戦死した麻鉱にかわり将軍となり、王翦の危機を救った。
壁(へき)
昌文君の副官として登場し、信と同様に戦場で活躍し続け将軍に上り詰めた。
信と同じく大将軍を目指しているが、信や王賁たちとの力の差を痛感している。
赤麗で趙の住民に毒を盛られ辺境の地に囚われている。
袁夏(えんか)
成蟜軍の副将。
趙が屯留を攻めた時に、趙の昧広と激突し屯留を解放し退却させる。
しかし、瑠衣を保護するべく屯留に入城した時に呂不韋側に寝返った龍羽に討たれる。
魏興(ぎこう)
秦の丞相・竭氏陣営の将で、肆氏の片腕といわれる武人。
玉座奪還編で逃走した政を追って黒碑村を捜索する。
ニセの昌文君死体を持ってきた王騎を詰問した際に切られてしまう。
飛信隊
羌瘣(きょうかい)
飛信隊の副長で五千人将。
暗殺集団・蚩尤出身で緑穂と呼ぶ剣を愛用し、巫舞によって無類の戦闘能力を得る。
河了貂が飛信隊に来るまでは軍師としての役割も担っており、
羌瘣も河了貂もいない時期の飛信隊は連敗続きだった。
河了貂(かりょうてん)
飛信隊の軍師で梟鳴族という山の民だが楊端和との面識はなかった。
一族が故郷を追われ黒碑村に流れ着く、唯一の肉親の祖父と死別し男装して一人で生きてきた。
金目的で嬴政と信に近づくも、信に惹かれ昌平君のもとで兵法を学んだ。
その後、飛信隊に合流するも最初はだれも耳を貸さなかったが、飛信隊の危機を救うと仲間として認められた。
渕さん
元々は、嬴政の緊急時を信に知らせる連絡係だったが、信の修行に巻き込まれる形で飛信隊の副長になる。
武力・知力は凡人だが、状況判断能力と責任感は飛信隊に欠かせない存在。
華はないが飛信隊を陰から支える功労者
岳雷(がくらい)
飛信隊の千人将で元麃公の配下。
麃公の戦死に伴い我呂とともに飛信隊に入り、乱戦特化の部隊”飛麃“の指揮官となる。
飛麃は赤と黒に分けられており、黒飛麃の隊長。
我呂(がろ)
岳雷と同じく飛信隊の千人将で元麃公の配下。
赤飛麃の指揮官で、信と河了貂の関係を直接聞いたりずけずけとした物言いをする。
干斗(かんと)
飛信隊の一兵卒で黒羊丘の戦いの後、入隊試験に挑戦するも一度は失敗、二度目に合格する。
朱海平原の戦い14日目に趙軍に包囲され絶体絶命のピンチに見舞われるが、松左が救援に駆け付け危機を脱する。
しかし、敵の攻撃を受けた松左は死亡し槍を託される。
王騎軍(おうき)・謄軍(とう)
干央(かんおう)
王騎軍の第四軍長で、突破力は抜群しかし融通が利かないのが玉にキズ。
馬陽の戦いで龐煖が夜襲を仕掛けてきた際に、素早く対応し配下三千人で龐煖に襲い掛かる。
しかし、龐煖と信の戦いに気を取られた隙に万極によって負傷されてしまう。
王騎亡き後は、後を引き継いだ謄配下の将軍になる。
王翦軍
亜光(あこう)
王翦軍第一将で正面から敵に突撃することを好みます。
攻撃特化の軍で騎馬隊は味方であろうが踏みつけて突進する。
朱海平原で馬南慈と尭雲に挟み撃ちを受け重傷で戦線離脱。
しかし、すぐに復帰して出陣した。
桓騎軍
オギコ
桓騎から面白いという理由で千人将を任された異例の人物。
桓騎軍の中では珍しく一家を持たない。
めちゃくちゃ弓の使いが下手で当てただけで大騒ぎしていた。
しかし、桓騎には信頼されているらしくしばしば伝令役として活躍している。
楊端和軍(山の民)
バジオウ
バジ族の生き残りで山中で一人生きていたところを、
幼いころの楊端和と出会い人間性を獲得した。
以降、楊端和を命を懸けて守ると魂へ誓った。
カタリ
メラ族の族長で、メラ族は湾曲した特徴的な剣を使う。
山の民には珍しく片言ながら平地の言葉を話せる。
僚陽の戦いでブネンに突撃するも、ブネンの部下・ジリ達に体を拘束されブネンによってジリごと貫かれ戦死する。
キタリ
カタリの妹でメラ族の現族長。
兄の仇であるブネンを討つため一対一でブネンと戦う。
素早い太刀さばきでブネンの指を落とし、逃げようとするブネンを後ろから切り捨てた。
兄譲りの戦闘力と高い指揮能力も有している。
エンポ
猿手族の族長で楊端和をなぜかマンタンワと呼ぶ。
高齢で、触覚が付いているような仮面をつけている。
断崖絶壁の城壁をよじ登る俊敏さを発揮し、犬戎との戦いで僚陽城に侵入し一晩で落城させる。
楽華軍(がくかぐん)
愛閃(あいせん)
元・蒙武軍所属でしたが蒙恬が将軍に格上げされるのと、同時に楽華軍の副将として招かれます。
普段はクールで言葉数も少ないですが、戦場に入ると一変。
楽華軍でトップクラスの武力・突破力を持ち、腕っぷしは楽華軍一。
中世的な顔立ちから女性疑惑もありましたが、今のところ男性です。
玉鳳軍
亜花錦(あかきん)
元・王翦傘下の亜光軍の千人将。
実力的には五千人将でもおかしくないが、性格に難があり悪童と呼ばれていたため昇進されなかった過去があります。
朱海平原の戦いでは、倒れた亜光に代わり亜光軍を指揮して金毛軍を襲撃し勝利に貢献した。
この戦いの後、玉鳳軍の覚醒を感じ三千騎を率いて合流した。
関常(かんじょう)
千人将で、著雍の戦いの前に王翦軍から玉鳳軍に移動した。
王翦からの監視役ではないかといわれていたが本人は否定している。
常に王賁を気遣い危機には必ず現れる。
宮康(きゅうこう)
関常とともに王翦軍から玉鳳軍に移籍した。
先端に鉄球が付いた武器を使う。
松琢とは兄弟と呼び合うほど仲が良い。
朱海平原の戦いで、尭雲に倒された王賁を救うため犠牲となり戦死した。
蒙驁軍
郭備(かくび)
下僕出身の千人将で同じ境遇の信に親近感を抱いていた。
山陽の戦いで単独で潜入してきた輪虎に暗殺されてしまう。
趙
趙王
悼襄王(とうじょうおう)
傲慢な性格で太子のころから素行が悪く廉頗にたしなめられることがあり、
王に即位した際に廉頗を更迭した。
桃泉殿という大きな浴場で美少年との戯れを愛していたが、
浴場で酒を飲んだ直後に死亡した。
遺言により優秀な嘉ではなく、性格が似た末子の遷(幽繆王)を王位に継がせるように残した。
王族
嘉(か)
悼襄王の息子で趙の太子だった。
暗愚な悼襄王にくらべ聡明で思いやりがあり次期国王を嘱望されていた。
しかし、悼襄王の遺言で次期国王は末子の遷(幽繆王)とする遺言のため国王になれなかった。
幽繆王に命を狙われたため、邯鄲を脱出する。
趙の文官
郭開(かくかい)
趙の佞臣で呂不韋とも裏でつながっている。
李牧を謀略によって宰相の座を降格させ自身が宰相になった。
幽繆王の庇護者となり嘉と李牧を邯鄲から追い出し政治の実権を握る。
趙・三大天(旧)
廉頗(れんぱ)
王騎・白起・摎たちと激戦を繰り広げた趙の名将。
しかし、暗愚な悼襄王に見切りをつけ魏に逃亡する。
山陽の戦いで蒙驁をあと一歩まで追い詰めるも、桓騎が本陣を落としたため和睦する。
敗戦の責任を取らされ魏を追放され楚に流れ着くも、そのあと戦場に出た記録はない。
趙・三大天(新)
李牧(りぼく)
匈奴と接敵する趙北部の雁門での活躍が認められ、新・三大天に抜擢される。
抜擢後はすぐに、秦・王騎と燕・劇辛を倒し合従軍を起こすなど中華の中心的存在になったが、
合従軍の失敗により冷遇される。
しかし、趙の守護神・扈輒が桓騎に討たれると前線の指揮官に復帰。
宣安にて趙の宿敵・桓騎を大勢の犠牲を払いながらも打ち取った。
龐煖(ほうけん)
求道者として人智を超越した力を手に入れることに人生をかけている。
赤子のころに現れた求道者によって両親を殺され、その者に育てられた過去を持つ。
六大将軍の摎と王騎、そして麃公を破った実力者。
信とは三度対戦しており、三度目の朱海平原の戦いでついに信は龐煖を破った。
趙の将軍
扈輒(こちょう)
趙の大将軍で”邯鄲の守護神”の異名を持つ。
桓騎の腹心・雷土を破るなど桓騎軍を震えさせたが、
桓騎の隠し玉朱摩によって戦死する。
慶舎(けいしゃ)
“沈黙の狩人”と呼ばれる本能型の将軍。
合従軍で麃公を追い詰めるも飛信隊の活躍によって、逆に万極を失う。
黒羊丘の戦いで総大将を務めるも、信によって命を失う。
趙荘(ちょうそう)
馬陽の戦いで趙軍の総大将だった龐煖の代わりに総大将代理を務めた。
王騎を討つことに執着しており、王騎の後を追っていたところ謄に強襲され命を落とす。
紀彗(きすい)
元・離眼城だったが後に灰城城主となる。
配下の兵から絶大な信頼がありそのため非常に精強な軍となっている。
黒羊丘の戦いで慶舎亡き後、事実上の総大将となったが、桓騎の謀略によって離眼城に撤退した。
楽乗(がくじょう)
燕の軍神・楽毅と血縁関係にある。
当時の趙で廉頗に次ぐ将軍で、廉頗が趙を去る際に悼襄王から討伐を命じられる。
楽乗軍5万に対し廉頗軍8千だったが、廉頗は楽乗の軍を奇襲し敗北を認めさせた。
尭雲(ぎょううん)
旧三大天の藺相如配下・藺家十傑の一人で武芸に秀でる本能型の武将。
配下の兵団”雷雲”そして更なる精鋭”十槍”をもつ。
藺相如の死でしばらく戦場を離れていたが、朱海平原の戦いで復帰。
河了貂を翻弄し飛信隊に打撃を与え、王賁にも重傷を負わせるが卯木腕を貫かれ戦線を離脱。
最後は再び王賁に一騎打ちで敗れてしまう。
李牧軍
カイネ
李牧が趙の北方・雁門で長官として匈奴と戦っていた時からの臣下。
李牧に絶対的な忠誠心と個人的な恋愛感情を持つ。
双剣を操り身を挺して李牧を守るため行動する。
傅抵から恋愛感情を向けられるも本人は気づいていない。
山陽の戦いで偶然出会った河了貂を気に入り趙に勧誘したことがある。
慶舎軍
岳嬰(がくえい)
慶舎軍の筆頭将軍。
黒羊丘の戦いで桓騎軍の雷土・ゼノウを包囲する火兎と呼ばれる全力の逃走によって逃げられてしまう。
慶舎への忠誠心が高く、慶舎戦死の際には激昂し秦軍に対し暴れまわった。
紀彗が離眼城に救援に向かってしまったため戦力が半減、秦軍によって撤退を余儀なくされた。
朱海平原の戦いで飛信隊と激突し、信によって討たれた。
魏加(ぎか)
中華十弓の一人で弓の名手。
王騎と龐煖の一騎打ちの最中に背後から王騎を射り、王騎落命の原因を作った。
扈輒軍
岳白公(がくはくこう)
扈輒の側近”三公”のうちの一人で近衛兵・閃叫を操る。
怪力と奇妙な体術の使い手で桓騎軍を圧倒していた。
秦との一騎打ちの末、敗戦する。
魏
魏の将軍
呉鳳明(ごほうめい)
父・呉慶そして魏火龍の霊凰を師に持つ。
冷静かつ的確な指揮をを見せ、若くして魏の大将軍となる。
合従軍では難攻不落の函谷関に巨大井蘭車で上陸を果たし、望楼を炎上するにいたる。
著雍の戦いで飛信隊が本陣を突破したため退却。
信の執拗な追撃を師・霊凰を身代わりにすることでしのぐことに成功する。
魏火龍七師
呉慶(ごけい)
魏火龍七師の一人で、他の魏火龍が死亡や投獄される中唯一前線に立ち続けた。
魏でも軍才に優れており、それは子の呉鳳明にも受け継がれている。
元々小国の王族だった過去があり、国の崩壊を見届けたため白髪になり顔に墨を入れた。
蛇甘平原の戦いで、麃公と一騎打ちの末に敗れる。
凱孟(がいもう)
百人以上の武将を倒した豪傑として知られ、単純明快な性格をしている。
武力はとびぬけて強いが、作戦は部下の荀早がすべて考えており本人はただ戦うだけ。
長年地下牢に閉じ込められていたが呉鳳明の説得で、禁固を解かれた。
河了貂を人質とするも、部下・荀早との人質交換で命を取り留めた。
廉頗軍
介子坊(かいしぼう)
廉頗四天王筆頭で廉頗が魏に亡命した時に付き従った。
山陽の戦いで桓騎軍と対峙するも桓騎の奇策に終始翻弄されていた。
正面から戦えば廉頗に匹敵する猛将とされている。
呉慶軍
宮元(きゅうげん)
呉慶軍の副将で戦略家。
戦略だけでなく呉慶とともに武勇を誇っていた時期もあり、槍もかなりの使い手。
蛇甘平原の戦いで早々と丘に陣をしいて戦を有利にしようとした。
戦車隊で麃公軍に大打撃を与えるも、縛虎申と相打ちになり戦死。
楚
楚の文官
春申君(しゅんしんくん)
王に匹敵する権力を持つとされる戦国四君の一人で、楚の宰相。
戦国四君の中では唯一の平民出身。
自身の子を身ごもらせた李園の妹を王に献上しようとするも、
李園と敵対し暗殺された。
楚の将軍
媧燐(かりん)
女性ながらその大将軍と宰相を兼任する豪傑で、その頭脳は李牧も認める。
汗明と同じくらいの高身長だが本人は嫌っている。
合従軍編で汗明に次ぐ第二将として参戦し戦象を使ったり秦軍をかく乱させる。
媧燐の真の狙いは函谷関の裏側へ別動隊を潜入させることだったが、あと一歩のところでオルドをけむに巻いた王翦によって阻止される。
汗明(かんめい)
楚の大将軍で合従軍編に登場。
旧六大将軍の王齕将軍に傷を負わせ撤退させた過去を持つ。
大錘という金棒のような武器を愛用しており”楚の巨人”と呼ばれる。
蒙武に一騎打ちを仕掛けられ腕の骨を折るほどの激闘を繰り広げるが、
横やりに入った蒙恬を切りつけたことで、蒙武は激昂し頭部に大錘を受け死亡した。
項翼(こうよく)
伝説の刀鍛冶・莫邪の名を冠した宝剣・莫邪刀をもつ。
莫邪刀に切られた傷は一生塞がらぬといわれる。
元・臨武君の部下で仇である謄を執拗に狙うも決着には至っていない。
媧燐軍
媧偃(かえん)
媧燐の弟で信頼されており、特別な任務を受けることもある。
汗明と一騎打ちの最中の蒙武に奇襲をするよう命を受けたが、蒙恬によって妨害される。
汗明は蒙武に破れ戦死してしまった。
韓
王
王安王(おうあんおう)
弱小国・韓の王。
韓は中華の中心地に位置するも、秦・魏・趙・楚と国境を接しておりたびたび領土を削られている。
韓の王族
韓非子(かんぴし)
本名は韓非で子は先生もしくは書き残した書物のこと。
李斯とともに性悪説を唱える荀子のもとで学び韓非子を完成させた。
自国の韓では全く相手にされなかったが、韓非子を秦に持ち込んだものがおり嬴政に献上された。
嬴政は韓非子をいたく気に入り秦に招こうとする。
韓の将軍
成恢(せいかい)
合従軍での韓の総大将を務めた。
元々は女性と見間違えるほどの美少年だったが、毒研究のため自身の体にさえ異常をきたした。
合従軍でもその自慢の毒によって秦軍を大いに苦しめたが、毒に侵された張唐によって絶命した。
斉
王
王建王(おうけんおう)
中華の東方に位置する斉の国王。
秦の蔡沢の交渉をきっかけに李牧が起こした合従軍の提案を却下する。
嬴政が目指す法治国家の理念に希望を抱き秦に協力することを約束する。
燕
燕の将軍
楽毅(がくき)
燕の国歴代最高の大将軍で軍神とされる軍略の天才。
斉の属国になっていた燕に将軍として招かれ、当時の最強国・斉を合従軍を指揮し滅亡寸前まで追い詰めた。
しかし、王が変わったことで更迭され他国に亡命した。
オルド
北方の山岳族の王で燕の大将軍。
燕王を説得し合従軍に参加し王翦と対峙するも背後を突かれ疑心暗鬼に陥る。
媧燐が函谷関を落とす秘策を失敗させた原因を作る。
秦の鄴攻めに便乗する形で趙を攻めるも、李牧に退路を断たれる懸念を抱き撤退する。
劇辛(げきしん)
金目当てに趙から燕に移った過去を持ち、
軍神・楽毅とともに斉を滅亡寸前に追い詰めた過去を持つ。
燕に出陣した李牧と龐煖を迎え撃ったが、李牧の罠にはまり
龐煖によって一撃で切られてしまう。
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イトウ カイヂ